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訪問看護の営業記録の書き方——1分で書けて、あとから効く5項目

公開: 2026-09-14 MediChart編集部(合同会社L9)

営業記録と聞くと「報告書を書く仕事が増える」と身構えられがちですが、営業記録の本体は次の接点のためのメモです。1件1分で書けて、数か月後に効いてきます。この記事では、続けられる営業記録の型を解説します。

なぜ記録するのか——記憶は3か月もたない

営業記録がない場合に起きることは決まっています。

営業の成果は接点の蓄積で決まる以上(→営業のコツ)、蓄積を担うのは人の記憶ではなく記録です。

書くのは5項目だけ

項目 書き方
日付 接点のあった日
相手 事業所名+担当者名(わかれば)
手段 訪問/電話/FAX/メール等
内容 1〜2行。話したこと・言われたこと
次アクション 「いつ・何をするか」まで書く

このうち価値の8割は次アクションにあります。「◯月頃に空きが出たら連絡」「新しいパンフレットができたら持参」——これが書いてあれば、記録は自動的にToDoリストになります。

内容欄には、相手の発言をそのまま残すのがコツです。「精神科対応のステーションを探すことが多い」「リハビリ職の訪問はあるかと聞かれた」——こうした一言は、次回訪問の話題と自ステーションの強みの出し方を決める材料になります。

続けるためのルールは1つ

営業記録が続かない原因は、ルールが複雑なことです。ルールは1つに絞ります。

「接点があったら、当日中に1行」

書式の美しさも文章力も不要です。逆に、週末にまとめて書く運用は必ず破綻します(記憶が飛ぶため)。移動中や訪問直後の1分で書ける状態にしておくことが、唯一の続く条件です。

記録を「見る」仕組みで完成する

書くだけの記録は日誌です。営業記録は、見て使って初めて営業ツールになります。

この運用はExcelでも回せます。列構成と無料テンプレートはExcelでの営業管理で配布しています。件数が増えて「書く場所がPCにしかない」ことがボトルネックになったら、スマホで書ける仕組みへの移行を検討してください。

まとめ

  1. 営業記録は報告書ではなく、次の接点のためのメモ。1件1分・1〜3行
  2. 5項目のうち価値の8割は「次アクション」。相手の発言はそのまま残す
  3. ルールは「接点があったら当日中に1行」だけ。まとめ書きは破綻する
  4. 週1回、最終接点日の古い順に見る。書く仕組みより見る仕組みが成果を分ける

よくある質問

営業記録はどのくらい詳しく書くべきですか?

1件あたり1〜3行で十分です。詳しさより「次のアクション」が書いてあるかどうかが価値を決めます。長文を求めると書かれなくなり、記録が空くことが最大の損失です。

電話やFAXも記録すべきですか?

記録すべきです。営業記録の目的は最終接点日の把握なので、訪問・電話・FAX・空き情報の送付など、接点はすべて1行残します。手段の欄を作って区別すれば集計もできます。

営業記録は利用者の看護記録と分けるべきですか?

分けてください。営業記録は紹介元(事業所・担当者)に紐づく記録で、利用者の看護記録とは目的も管理単位も異なります。混ぜると探せなくなり、運営指導の際の整理もしにくくなります。